独立系カルチャー誌「MONOGRAPH」のリニューアル号(Vol.07)のエディトリアルデザイン。モノクロームに徹した誌面で、言葉と写真の強度を引き出します。
「一つのテーマを、ただ深く掘る」という編集方針を、誌面のグリッドそのものに翻訳。本文は1段組と2段組のハイブリッド構成を採用し、記事ごとに異なるリズムを生みながらも、全体としては一冊の統一感を保っています。
タイポグラフィはBricolage Grotesque(欧文)とヒラギノ明朝(和文)を中心に構成。見出しには大きな気配のある文字間を与え、本文は読むための呼吸を大切にしたライトウェイトに設定。用紙は2種類を使い分け、特集記事はマットで落ち着いた紙、インタビュー部分は微かに光を含む紙で、触覚的なリズムを作り出しました。
160ページ、全20記事、取材・撮影ディレクションを含む4ヶ月のプロジェクト。発売2週間で初版2,000部が完売し、独立書店を中心に継続的に販売されています。